東京都美術館
学芸員 アート・コミュニケーション係長
稲庭彩和子
1972年横浜生まれ。青山学院大学修士課程修了、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ修士課程修了。専門は芸術学、文化資源学。2011年より東京都美術館のリニューアルに際して始まったアート・コミュニケーション事業を統括。現在は上野を拠点に、美術館と大学と市民がタッグを組む市民参画事業 東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」(平成29年地域創造大賞(総務大臣賞)受賞)や、子供達のミュージアム・デビューを応援し、ファミリー層の社会への関わりをアートを介して推進するプロジェクト「Museum Start あいうえの」を企画運営。また、展覧会として「キュッパのびじゅつかん」展(第5期日本展示学会賞作品賞受賞)など「センス・オブ・ワンダー」や「コミュニケーション」をテーマにした展覧会を企画担当。共著に『100人で語る美術館の未来』(慶應義塾大学出版会、2011)、『美術館と大学と市民がつくるソーシャルデザインプロジェクト』(青幻舎、2018)、監修に『ペネロペと名画をみよう』(岩崎書店、2018)、 “New Museum Practice in Asia” edited by Caroline Lang and John Reeve (Lund Humphries Pub Ltd, 2018)など。文化庁「博物館の管理運営に関する研修」企画運営会議委員。文化資源学会 理事。
メッセージ
アートや文化財を介した学びや社会との関わりについて現場のリポートを交えお話しします!