ミッド・パシフィック・インスティテュート
CEO
ポール・ターンブル
ハワイのホノルルにある12年制の共学小中高一貫校、ミッド・パシフィック・インスティチュートの9代目の学長(CEO)を務める。ミッド・パシフィックには、1,580名の学生が在籍し、ハワイで初めてPre-professional School of the Artsのカリキュラムを提供、インターナショナル・バカロレアのディプロマプログラムを提供するほか、個々の学生向けにiPadを活用したプログラムなどの画期的な取り組みを行っている。また、ミッド・パシフィックは、Harvard Graduate School of Educationの太平洋地域における国際研究校ネットワークの代表校でもあり、歴史的遺産のデジタル保存のために3Dレーザー技術やVR技術を採り入れている唯一のPK-12 schoolでもある。
カリフォルニア州のサンタ・バーバラにて、中学校長、サンタ・バーバラ高校長、サンタ・バーバラ統一学区長、サンタ・イネズ・バレー・ユニオン高校学区長など数々の要職を歴任した後、2013年にホノルルに着任。
カナダ出身のポールは、国内外においてアカデミーの発展および革新的な大学-ビジネス間パートナーシップ実現に注力。高校における先進的な実践プログラムに関するハーバード・ケース・スタディーの題材にもなり、カリフォルニア州の全公立学区の資金計画を策定する協議会メンバーとしても活躍。現在は、ホノルルにあるビショップ博物館の理事を務める傍ら、Hawaiian Association of Independent Schoolsの理事長を務めている。
学生、革新技術、そしてグローバル産業の連携により世界遺産のデジタル化保存を実現したポールの功績を称え、CyArk Summit Award of Educationが授与された。また、EdTech Digestは、米国における100人のエドテック・インフルエンザー1人として彼を紹介した。
カナダのビクトリア大学で教育学の修士号を取得。サンタ・バーバラのカリフォルニア大学にて博士号を取得。彼は、その思考においても行動においても、一貫して’Children first’の姿勢を崩さなかった。ミッド・パシフィックが国際的な名声を得るに至ったのは、ポールが、革新性、多様性、最先端のアプローチを指針とし、邁進してきたからに他ならない。