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PROGRAM

DAY 01 / 13:15-15:15

みんなで創るQOL 〜食から拡がるアイデアソン〜 医療×フレンチ×福祉 で生まれるもの

@広尾学園2階H2-4

歯科医×フレンチのシェフ×介護福祉士
それぞれのスペシャリストがタッグを組んで越境し、QOL(quality of life、クオリティ オブ ライフ)を探究しています。

介護食を食べたことはありますか?
認知症のおじいちゃんが、なかなか介護食を食べてくれないのはなぜでしょう?
あなたは、大切な人の「人生最後の晩餐」をどのように過ごしたいですか?

食べる、とは単に舌で味を感じ、胃の中に入れて栄養を取るということだけではありません。味覚・視覚・嗅覚などが噛む・飲むといった人間の機能を通して人間を満たしていきます。老いや何かの障害によって、それが欠けるとどうなるでしょうか。

食が人間を心身ともに健康にし、人生を豊かにすると確信する3人のスペシャリストが、この食の課題に奮闘しています。多様な参加者の皆さんと、食からつながるQOLについて、試食を通してアイデアソンをしていきたいです。ほっぺが落ちるような美味しい介護食もぜひ、体験してください。
学校の先生、生徒・学生のみなさん、創ることの得意なクリエイターやデザイナーのみなさん、社会を豊かにすることを目的とした企業のみなさん、お待ちしております。

医療、料理、介護の世界でも、我々教育界と同じく、一番の目的は充実した人生を送ることでした。社会の様々なひずみで手段が目的化してしまうことも少なくない。改めて本質を考えて垣根を越えて創ることを目指せば、どう行動すべきかどうあるべきかが見出せると共感しました。それぞれのプロがタッグを組むこと。それぞれの専門を駆使して、連携・協働して課題に取り組むこと。多様なクリエイター等のプロフェッショナルとこの課題についてアイデアソンをすることを楽しみにしています。

NAVIGATOR

加藤英二

株式会社ドリームカムトゥルー企画 代表取締役社長

加藤英二

フランス料理HANZOYAオーナーシェフ 食の道ツナギスト代表「Fun Eating for ONEs(楽味(たの)しく食べるをすべての人に)」というモットーの下、歯科医師の薦めにより独自の嚥下フレンチメニュー「スラージュ」を開発。その概念と技術を伝え豊かな食環境を創造する事業を準備中。

http://www.tsunagist.jp/profile/

山口浩平

東京医科歯科大学  大学院医歯学総合研究科 歯科医師

山口浩平

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
老化制御学系口腔老化制御学講座 
高齢者歯科学分野 
歯科医師。食べる機能評価とリハビリが専門。
いろいろな人たちと、あらゆる切り口から「食」を科学したいと考えながら日々の臨床や研究に取り組んでいる。

石岡周平

学校法人 榎本学園 町田福祉保育専門学校 介護福祉学科主任

石岡周平

介護従事者の「こころ」を重視した教育で介護福祉士を養成している。
要介護者が「社会の中で生きている」という感覚をもって生活するためには何ができるかと追及している。加藤氏の「スラージュ」に共鳴し、事業に参加している。

堀井章子

学校法人堀井学園 副理事長

堀井章子

総合企画室長兼横浜創英中学・高等学校公民科教員
日系・米系企業での会計職などを経て、教員に。現在は、ラーニングコミュニティーの形成を目標に、学園内外で活動している。