学習指導要領が変わるだけじゃない! 未来をたくましく生きるための子育てに変わる
@ラウンジ
SNSが、大人の世界だけでなく、子どもの世界にも確実に浸透してきている。限られた情報によって造り上げられる価値観は、これまで言われ続けている価値の多様性に拍車をかけている。そればかりでない。情報化やAIの進展は、今後どのような方向に進むのかさえ予想不可能であると言ってよい。
このような社会の変化の中で、近い将来、高速道路は無人のトラックで埋め尽くされ、宅配便はドローンによって各家のベランダに届けられることになると言われている。「ドローン同士の衝突、墜落により子どもが怪我」なんてニュースが流れることになるのであろうか?
わずか10年前にスマートフォンが発売された時、電車で待つ人も座っている人すべてがスマートフォンと対話しているようになると誰が想像しただろうか。
人類が未だかつて経験したことのないほどのスピードで、社会が変化している。実は、このようは社会の変化を受けて新学習指導要領が示された。小学校は来年から本格実施になる。改訂の方針は「これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、それぞれが思い描く幸せを実現してほしい。」である。これを受けて学校の教育は大きく変わることになるだろう。そんな折、子育てはこれまでと変わらなくともいいのであろうか?自分が育てられたやり方を踏襲するだけでよいのだろうか。
まず、新学習指導要領がどのように変わったのかを解説したい。その上で、現代の子育てはどうあるべきかを共に考えたい。