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PROGRAM

DAY 01 / 10:45-12:45

「共感システムフレームワーク (Compassionate Systems Framework)」紹介ワークショップ

@広尾学園2階M3-1

MITのJ-WEL (ワールド・エデュケーション・ラボ)で『学習する組織』や『学習する学校』で知られるピーター・センゲらが、国際バカロレア(IB)ネットワークとグローバルに連携しながら開発してきた「Compassionate Systems Framework」。その入門編ワークショップに参加してきた2人が、学んできた内容をシェアします。

難解で分析的なものと誤解されがちなシステム思考ですが、ボストンで体験したワークの多くは、人間同士のつながりや、私たちの感情、そして「Compassion」の大切さを伝えるものでした。このフレームワークの発展に大きな役割を果たしたSEL(社会性と感情の学び)とシステム思考の出会いはどのように起きたのか? EQ(感情の知能指数)の著者ダニエル・ゴールマンとピーター・センゲの出会いの経緯なども、併せてお話しします。

とはいえ、トークとワークの比率はおよそ3:7。現地で体験してきた演習を実際に手や体を動かしながら学んでみませんか? これを使って、日本の教育でどんなことができるかな? を一緒に考えられたらと思います。

NAVIGATOR

田中理紗

かえつ有明中高等学校 サイエンス科・プロジェクト科主任/副代表

田中理紗

1986年東京生まれ。9年の海外経験を持つ帰国生。私立かえつ有明中高等学校教員。日本一帰国生に温かい学校づくりを目指し、現在4人に1人が帰国生という学校に。同校オリジナル科目サイエンス科、プロジェクト科において、生徒のワクワク感を大切にしながら、思考力・表現力育成のためのスキルを育成するための授業を展開。昨年は休職して、東京学芸大学教職大学院教育実践創成専攻で新学習指導要領と国際バカロレアのTOKの趣旨を踏まえた授業づくりに関する研究に取り組んだ。「社会課題解決 総合学習ノート」ネリーズ出版、執筆協力。

福谷彰鴻

福谷彰鴻

2012年よりSoL(組織学習協会)にてピーター・センゲが講師を務める各種ワークショップ運営をサポート。以後継続的にセンゲたちから直接のメンタリングを受ける
帰国後(有)チェンジ・エージェントに参画する傍ら、Academy for Systems Changeフェローとして有志の教員らと共に「学習する学校」Labを企画運営。読書会やワークショップを通じて、学習する組織やシステム思考のツールやアイデアの教育分野への普及に取り組んでいる。
運営する翻訳ブログ「My Learning Sandbox」は、センゲや組織学習に関する貴重な日本語の情報源。