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PROGRAM

DAY 02 / 10:00-10:50

「好きを探せる力」のための家庭×社会×学校の役割とは?〜小さな探究者から大人までの学びを考える〜

@サブアリーナ

“VUCA (Volatilit: 変動性、Uncertainty: 不確実性、Complexity: 複雑性、Ambiguity: 曖昧性)の時代と言われる今、前世紀に構築され成果をあげた教育システムが機能しなくなってきていると多くの人が感じています。

一人ひとりが輝く社会を築くには、誰もが好奇心を持って自分の「好き」を見出しそれをもって社会に貢献出来るよう、教育も変わっていくべきではないでしょうか。学校だけにこの教育を求めるのではなく、これからの時代こそ、家庭と社会と学校が協働する教育デザインを構築することが求められます。

世界で賞賛を集めるオランダのシチズンシップ教育をはじめ各国の様々な教育実践に造詣が深い熊平美香氏、近年注目されているイタリア発祥のモンテッソーリ教育の実践者である堀田はるな氏、そして、日本の中高の教育の現場で社会と学校をつなげて「自立した学習者」を育成してきた現役教師の山藤旅聞氏が、幼少時から大人までの生涯を通じた真の学びを促す教育とは何かについて、皆さんと共に考えます。”

NAVIGATOR

熊平美香

一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事

熊平美香

ハーバード大学経営大学院修士課程修了 1985年 (株)熊平製作所入社。新規事業開発に従事。日本マクドナルド創業者藤田田氏と共に新規事業開発に取り組んだ後、(株)エイテッククマヒラを設立し、企業変革推進およびリーダーシップ開発のコンサルテーションを行う。

現在は活動を広げ、昭和女子大学キャリアカレッジ学院長としてダイバーシティ・働き方改革を推進。一般財団法人クマヒラセキュリティ財団では幼児・小学生向けに、世界一子どもが幸せな国オランダで開発されたシチズンシップ教育ピースフル・スクール・プログラムを展開。市民団体未来教育会議を立ち上げ、マルチステイクホルダーとの対話を通して、未来の社会・未来の人・未来の教育の探求を続ける。昨年、「人一生の育ち(ひばり)レポート」を発表。経済産業省未来の教室とEdtech研究会の委員を務め、経済(社会)と教育の共進を目指す。一般社団法人21世紀学び研究所を立ち上げ、企業と共にニッポンの「学ぶ力」を育てる取り組みを開始。進化し続ける企業やNPOの自律型人材育成と自律型組織開発を支援する。2018年に改定された社会人基礎力に、21世紀スキルの要であるリフレクションを盛り込む提言を行う。経産省未来の教室実証事業では、日本初の就学前幼児向けシステム思考教育に挑戦。青山ビジネススクールでは、MBAの学生を対象に社会起業家育成に取り組む。Learning For All、Ashoka JapanなどNPO活動にも参画。Harvard Business School グローバルアドバイザリーボードメンバー、文部科学省国立大学法人評価委員会委員、経済産業省未来の教室とEdTech研究会委員。

草本朋子

一般財団法人 白馬インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事

草本朋子

東京大学経済学部卒。モルガン・スタンレー東京支店、NY 本社勤務後、カリフォルニア大学バークレー校で経営学修士号(MBA)を取得。ゴールドマン・サッ クス東京支店、NY本社のプライベートエクイティ部門で投資業務に従事。出産を機に金融業界を引退後、3児の母となる。長野県白馬村の大自然に魅了され、子育てのため2009 年より白馬在住。白馬で中高一貫の全寮制インターナショナルスクール設立を計画、2022年開校を目指して奮闘中。

Learn by Creation 参加者の皆様へのメッセージ
このLearn by Creationというムーブメントに関わることが出来てとても光栄です。Learn by Creationの理念は、私たちが白馬で設立を目指すインターナショナルスクールが目指す方向性そのものであり、これから日本、そして世界の教育が向かっていくべき方向であると信じて疑いません。当日皆さんと一緒に考える機会を楽しみにしています。

堀田 はるな

モンテッソーリ原宿子供の家、モンテッソーリすみれが丘子供の家 教員/保育士

堀田 はるな

アパレル業界、eコマース、金融など様々な業種でのマーケティング業務を経験後、教育の道へ転身。日本モンテッソーリ協会承認モンテッソーリ教員免許取得。
著作「子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド」。

山藤旅聞

新渡戸文化学園小中学校・高等学校 教諭・学校デザイナー

山藤旅聞

2004年より都立高校で生物の教員となり、オール実験の授業や生徒の「問い」だけですすめる授業、生徒が主体的・自立的に学びを進める「対話式・双方向性授
業」などを実践。現在は、教科を社会課題とつながり、生徒自らが解決に向けて「行動する」ことを目指す授業スタイルを確立する。
2017年「未来教育デザインConfeito」を立ち上げ、(一社)Think the Earthと協働しながらSDGsを取り入れた教育デザインの実践紹介やプロジェクト作り方について、全国規模で出前授業や講演を展開。教科書の執筆やNHK高校講座の講師など、多領域での教育活動も展開中。2019年より現職。