GET A TICKET チケットの購入はこちら

PROGRAM

DAY 01 / 14:00-14:50

学校と社会の境界線を溶かすナナメの関係

@サブアリーナ

「学校に社会を運ぶ」とかかげて2001年にNPOで起業しました。あれから19年、学校だけが教育を担うのではない、子どもたちと社会がつながることの価値が共有され、ある意味あたりまえになってきている中で、ここからは、もっと学校と社会が溶け合い、先生たちも教育を支えたい世の中のみんなも、つながりあって、子どもたちを安全に社会に連れ出したい。そんなチャレンジをしてきました。実例交えてお話できたらとおもいます。

NAVIGATOR

今村久美

NPO法人カタリバ 代表理事

今村久美

2001年に任意団体「NPOカタリバ」を設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。06年NPO法人、13年認定NPO法人となる。「ナナメの関係」と「本音の対話」を軸に、思春期世代の「学びの意欲」を引き出し、大学生など若者の参画機会の創出に力を入れる。東日本大震災を受け、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」を発案。11年7月「女川向学館」(宮城県女川町)、同年12月「大槌臨学舎」(岩手県大槌町)を開校する。熊本地震では16年6月「ましき夢創塾」(熊本県益城町)、17年6月「双葉みらいラボ」(福島県広野町)を開校し、被災地の子どもに対する継続的な支援を行っている。また、子どもと地域の様々な教育課題に取り組む「マイプロジェクト」事業をはじめ、15年4月中高生の秘密基地「b-lab」(東京都文京区)、 15年6月教育から地域の魅力化に取り組む「おんせんキャンパス」(島根県雲南市)、 16年7月貧困などの課題を抱える子どもたちの安全基地「アダチベースCentral」、18年4月「アダチベースNorth」(東京都足立区)を開設・運営する。▼カタリバ以外には、東日本大震災から20年間子ども支援を行うための基金「公益社団法人ハタチ基金」の創設や教育を核にした地方創生とその地域をネットワークするための「一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム」に参画する。▼内閣府「平成21年度女性のチャレンジ賞」を団体受賞するなど、社会起業家を代表する一人。09年夏、日本社会を変革する若者として米「タイム」誌アジア版の表紙を飾った。▼読売新聞「教育ルネサンス」(2010年4月30日付朝日)▼第10期文部科学省中央教育審議会委員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 文化・教育委員会委員、内閣官房教育再生実行会議委員。