好きなことで生きるユニークな青年たち。枠をはみ出た彼らの挑戦とCreationとは!?
@サブアリーナ
異才発掘プロジェクトROCKETをはじめて5年。その時間は、枠からはみ出た子どもたちと歩んできた時間でした。少年だった彼らもものすごいスピードで青年に羽化しています。
ROCKETの子どもの中には学校に行かないという選択肢をとる子も少なくありません。学校に行くという常識的な枠を一度外れることで、彼らは自分の人生を自身で引き受ける覚悟を徐々に持つようになっていきます。リスクを取らないことを望む現代社会において、その姿勢は非常に潔く、尊い。自然をもコントロールしようとした近代化の中で、はずれ値にいる子どもたちが制御から出ようとしているのです。リスクを承知の上で。
いつの時代だって、リスクをとる人物によって人は文明を進化させてきました。ヒトは動物から人間臭さを帯びた生き物になり、リスクの先に垣間見える未踏の世界へ飛び出して行きました。そんな中で好奇心という心を育て続けた歴史が人間の歴史だと私は思います。だから、動物でもなくロボットでもなく、人間として生きていくことを強く訴えるような渇望感のある少年たちの生き方にとても共感するのです。君たちは多くの人たちが制御しようとし続けた世界で失った人間臭さを取り戻す挑戦に、リスクを負わず前のめりに飛び込もうとしてる!そう思い、応援したくなります。
彼らが選んだ選択の先は綺麗に舗装された道ではないでしょう。自然が不条理に猛威を振るうように、彼らの心も一様に穏やかではない。道無き道を開拓する旅の道中で、常に揺れ動き、定まることなく漂いながら、暗闇を歩くような孤独と不安に苛まれることも多いと思います。
だからこそ、彼らの生き方は挑戦的で、クリエイティブなのだと思います。リアルに生きる彼らのChallengeとCreationを肌で感じてください。